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バラのお手入れ

<バラをより長く楽しむためのポイント>

🌹 お花が届いたら

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①お花が届いたら、できるだけ早めに箱をあけて、中のお花を取り出します。


(花束をひもで固定している場合には、ひもを切るか解くかして下さい)

②箱の中に入っている、説明書きと切花長持ち剤を取り出します。


合わせて500mlが測れる容器を準備します。

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③500mlの容器に水と切花長持ち剤を入れて、切花長持ち剤の溶液(以下、溶液)を作り、お花を入れる容器に必要な量を入れます。

※お花が元気に咲くには栄養(糖質)が必要です。ただ糖質が入ると水が腐りやすくなり、水が腐るとバクテリアがお花の管に詰まって水が吸えなくなるので、それを防ぐための防腐剤も必要になります。切花長持ち剤には、この栄養と防腐剤の両方がバランスよく配合されています。


※切花長持ち剤で溶液をつくる時には、濃度がとても大切になります。濃すぎると浸透圧の関係で逆にお花の水分を奪ってしまいますし、薄すぎると防腐剤の効果が弱くなり、水が腐りやすくなります。ですので指定の濃度(500mlの水に一袋)をキチンと守ることが大事です。
 

※残った溶液は、ペットボトルなどに入れて冷蔵庫で保管しておくと、ある程度は日持ちしますし、冷たい溶液を足すことで溶液全体の温度を下げることもできるのでオススメです。

④バラの足元のアルミホイルや保水用のビニールや紙などを外します。また足もとを束ねている紐やゴムも外します。


茎に保水ゼリーやぬめりがついている場合には、水洗いすると花持ちがよくなります。

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⑤溶液につかる部分に葉っぱが付いている場合は、水が腐りやすくなるので取り除きます。

ハサミなどで、花の茎の下の部分を1~2cm程度、斜めに切ります。

 

※斜めにカットすることで茎の断面積が広くなり、水を吸い上げやすくなります。

 

※もし可能であれば、水の中で茎を切ると空気が入らないので水を吸い上げやすくなります。

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⑥お好きな器にバラを入れてお楽しみください♪

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⑦置き場所としては、直接日光の当たるところや高温になるところは極力避けて涼しいところに飾ると日持ちがよくなります。

また風が当たるところも、葉からの蒸散を和らげていた空気の層がなくなり、花が吸収できる以上の水分を蒸発して萎れてしまうので、避けた方がいいです。

 

溶液が減った場合、溶液が透明な状態であればそのまま新しい溶液を足せば大丈夫です。また溶液が濁っている場合には、容器をきれいに洗い新しい溶液に入れ直して、茎の下を2cm程度切り戻して活け直すと長持ちします。

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